しかし、地域医療で求められる、かかりつけ医としての役割を、患者の立場からみると、どうなるか。何らかの持病があれば、それに応じた専門知識と技術を持ったクリニックをかかりつけにしたいと思うのではないだろうか。 「分業、専門化が進む中、たとえば退院のタイミングでも、病状だけを考えれば良かったものが、入院日数の基準も考えなければならなくなった。もちろん、それぞれの病院で、地域医療連絡室を作るなど、取り組みも進んでいます。 しかし、一番大切なのは、患者さんが納得し、安心できるようにすることです。医療機関同士の連絡だけではなく、患者さんと、きちんと話しをしないといけません。 このクリニックでは、逆紹介を受けることも多く、地域医療の一環を担っている、信頼されているという実感があります」
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