HOSPITAL INFO - 医療法人財団東京勤労者医療会東葛病院の取材記事

医療法人財団東京勤労者医療会東葛病院

　1982年に「みんなでつくる」、「地域で育てる」をモットーに、地域住民の支援のもとに開設された地域密着型の基幹病院である。急性期医療から慢性期医療リハビリテーション、人工透析、健診活動など幅広い医療を展開し、また他施設との協力、共同で在宅介護、在宅医療にも活動の幅を広げている。公的医療機関がない千葉県流山市で、小児医療から在宅、高齢者医療まで総合的な医療を展開し、流山市の救急指定病院として地域の信頼も厚い。
　2002年には厚生労働省から臨床研修病院の指定を受け、医師育成にも力を注ぐ。下正宗院長は1992年から同病院に勤め、院長就任後、技術系スタッフの若返りを断行した。「勉強しよう！」を合言葉に、互いに切磋琢磨している。

下 正宗　院長プロフィール

1958年に大阪府に生まれる。広島大学を卒業後、東京都北区の王子生協病院で総合医としての研修を受ける。そのときに病理学に詳しい医師と出会い、病理学の重要性を認識する。約2年後、東大分院の病理検査部に籍を置き2年半の病理診断学の基本的な研鑽を積んだ後、代々木病院に病理医として勤務する。1993年から東葛病院に病理医として勤務する。副院長を経て、2010年に院長に就任する。専門は外科病理学、臨床検査医学、臨床細胞学のほか、プライマリケアにも精通している。