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プロフィール

市立加西病院

市立加西病院(兵庫県加西市)

 兵庫県加西市は兵庫県内の中央部から南部にかけて位置する、人口約4万5千人の街である。
市の東西を中国自動車道が横断し、中心部に加西インターチェンジがある。
そのため京都、大阪、神戸市内から高速バスでの移動が可能で、京都とは1時間30分、大阪、神戸とは1時間で結ばれている。
市立加西病院は加西市内で唯一の急性期病院であり、現在は17診療科を標榜し、一般病棟260床、感染症病棟6床を有している。
2015年には地域包括ケア病棟を開設したが、2017年にさらに1棟が加わる予定となっている。
今月は、市立加西病院の北嶋直人院長にお話を伺った。


北嶋 直人 院長

北嶋 直人 院長 プロフィール

1958年に兵庫県に生まれる。
1983年に神戸大学を卒業後、神戸大学第三内科に入局。
2001年に市立加西病院に消化器内科部長として着任。
2016年4月に市立加西病院院長に就任。
2017年7月に同院病院事業管理者に就任。
日本消化器病学会専門医・指導医、日本肝臓学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定総合内科専門医・内科指導医など。

病院の沿革


 

 市立加西病院は1974年9月17日に開院した。 現在の敷地と同じ場所で、内科、外科、整形外科の3科184床の病院だった。
当院の前身となる町立国保北条病院は1953年10月に旧北条町に開院したが、3町合併によって1967年に加西市が誕生したのを機に、現在の市立加西病院の建設機運が高まり、設立に繋がったと言われている。
「当時の市長が新しく造成した住宅街の南側の高台に見晴らしの良い病院を建設して、加西市のシンボルとしたいとの希望を持たれたことがきっかけで、現在の土地に建設したそうです。山を削って建設敷地を造成したのですが、土地が固い岩盤のため、掘削に非常に労力がいったとのことです。 その結果、地震に強い地盤の上に建設できました。」
1984年に東館を増築して295床となり、2003年には西館を増築して306床となった。また、2007年にはマタニティセンターを開設した。
「相部屋を6人から4人にするなどの改造を行い、現在は一般病棟260床、感染病棟6床となっています。」
なお、診療科増設などの年や内容は以下の通りである。
 

1980年
耳鼻咽喉科、麻酔科開設
1982年
精神科開設
1984年
小児科、産婦人科、眼科、泌尿器科、皮膚科開設
1985年
総合病院の承認を受ける
1986年
放射線科開設
1987年
精神内科開設
2001年
呼吸器科、消化器科、循環器科開設

以降、リハビリテーション科を標榜し、現在の17診療科となる。

2017.08.01 掲載 (C)LinkStaff

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