< 前回のあらすじ >
転職が決まった矢先、もらい事故で骨折してしまった65歳の内科医。
治療に時間がかかり、転職も振り出しになってしまったドクターのために
奮闘するコンサルタントが提示した職場とは!?
転職が決まった矢先、もらい事故で骨折してしまった65歳の内科医。
治療に時間がかかり、転職も振り出しになってしまったドクターのために
奮闘するコンサルタントが提示した職場とは!?
第9話
医師として患者を支え、家族を支えるということ
(後編)
四 コンサルタントとして
2回お見舞いに行きましたが、2回目は杖なしで歩けるまでに回復した感がありましたので、先生に勇気づける意味でも「もう一度病院探しのお手伝いをさせてください」とお声がけすると先生は涙を浮かべながら「頼みます」と返事を頂いた時は、ご家族のためにも必ず見つけなくてはいけないと改めて強い責務を感じました。
すぐに案件探しを行いましたが、現在65歳で、骨折で半年ほど入院してやっと歩ける状態である事を伝えると、どこの病院も難しいという返事ばかりで2件ほど「一度お会いさせて頂きましょう」と前向きな返事を頂きましたが、面接の結果入職には至りませんでした。
先生の希望で療養型病院の内科外来がある病院を希望されていましたので病院中心に提案していましたが、老健で是非お目に掛かりたいとお言葉を頂けた所がありましたのですぐ先生に提案しました。
経験がなくあまり気が乗らない様子でしたが高齢者施設で医療の必要度が高まっているので、逆に療養型病院より遣り甲斐がある事を説明して先生の考え方を少し変えて頂くことで面接に繋がりました。
先生の希望で療養型病院の内科外来がある病院を希望されていましたので病院中心に提案していましたが、老健で是非お目に掛かりたいとお言葉を頂けた所がありましたのですぐ先生に提案しました。
経験がなくあまり気が乗らない様子でしたが高齢者施設で医療の必要度が高まっているので、逆に療養型病院より遣り甲斐がある事を説明して先生の考え方を少し変えて頂くことで面接に繋がりました。