開業に向けてのシュミレーション
2003年09月15日 コンサルタントO
国立大学卒32歳内科医のW医師。当時は常勤医として勤務し、年収は約1100万円と不満はないものの、休日も満足に取れず、精神的な余裕のない環境で勤務していた。将来的に開業を考えていたW医師は、時間的にゆとりのある勤務体系で、開業におけるノウハウを学べるところで勤務できないかと考えていた。そんなW医師の相談を受け、サテライトクリニックを新設予定の医療法人を紹介する。W医師も高い関心を持ち、面談を設定。交渉の過程で、週4日の非常勤勤務で年間約1200万円の収入に、社会保険も負担してもらえるとの好条件を引き出すことに成功する。
W医師自身もクリニックの立ち上げから参加したことにより、初期診断力の重要性や増患活動等、将来における開業のシュミレーションを実体験で学ぶことができた。
クリニックとしてもW医師の人柄のおかげで患者にも評判が良く、双方にとって好結果となった一例である。
完