整形外科医の将来設計
2004年04月01日 コンサルタントA
Y先生は急性期病院に勤める50才代前半のドクター。専門は整形外科で、大学(国立)医局在籍時代を含めて、20数年間ひたすら手術のスキルを磨いたという。年俸の1600万には満足していたが、55才を目前にして、このまま長時間のオペに体力がついていくのだろうかという不安を持つようになった。そこで手術から離れて、リハビリに力を入れている施設で長く勤務しようと考え、我々に問い合わせたとのことである。
希望地域の中に、優秀なOT・PTをそろえた、リハビリに定評のある150床のケアミックス型のA病院が見つかった。院長との面接では、先生の強みである豊富な経験と、面倒見の良い人柄が大きく評価され、年俸も現状から200万アップの1800万を提示された。また、この病院は築2年できれいな手術室もあり、負担にならない程度のオペは引き続きできるとのことである。さらには定年制もなく、思い存分働ける環境が整っている。先生は十分に希望がかなえられたことに満足して、すぐに入職を決定した。
また、この病院は築2年できれいな手術室もあり、負担にならない程度のオペは引き続きできるとのことである。さらには定年制もなく、思い存分働ける環境が整っている。先生は十分に希望がかなえられたことに満足して、すぐに入職を決定した。
外科系のドクターにとって、働き方を見直す時期は少なからずあるのではないだろうか。それが開業であれ転職であれ,転身後もそれまでの経験を十分に活かせるお力になりたいと思った。
完