医師の仕事・働き方・キャリアプランについて

#17 悩んだら原点回帰を!医者の職場探しはやりがい重視がポイント

医者もやりがいを求めて転職をしたいと考えることがあります。転職を検討する場合は、自分がどんなことにやりがいを感じるのかを整理し、それを実現できる職場を見つける必要があるでしょう。そこで、医者の職場探しとやりがいなどについてお伝えします。

やりがいのある職場の条件とは

やりがいのある職場の条件とは

医者にとってやりがいのある職場は、その人の価値観によって変わってきます。患者の治療をすることを生きがいとする人もいれば、自分の医療技術に対する相応の収入を得ることを望む人、医療分野の研究で新しい治療法を見つけることに生きがいを感じる人など、さまざまいることでしょう。そのため、一概にやりがいのある職場の条件を決めることは難しいかもしれません。やりがいのある職場で医者の仕事をしたいと考えている人は、自分自身の価値観と向き合って、どんなことにやりがいを感じるのかを整理することが大切です。自分にとってのやりがいをはっきりさせ、それが実現できる職場を探すとよいでしょう。もちろん、医者の仕事も労働の一種です。医者としてやりがいだけでなく、その労働に対して正当な対価を得られる職場で働けた方が気持ちよく働けるでしょう。

新しいスキル…知識を得られる職場

やりがいのある職場の1つとしては、新しいスキルや知識が得られる職場があげられます。医者として成長するためには、最新の知識を身につけスキルを磨く必要があります。最新の知識と高度なスキルを身につけることができれば、救えなかった患者を救えるようになる可能性が増えるでしょう。また、患者の治療を行うにあたって1つの治療方法だけでなく、複数の選択肢から患者に最も適した治療方法を選ぶといったことも可能になります。医者自身が最新知識の修得やスキルの習熟に対して旺盛な向上心を持っていたとしても、職場環境が悪ければその向上心は活かされません。新しい知識習得やスキル向上にやりがいを感じるなら、充実した研究体制が整っている職場や高いスキルを持つ医者がいる職場、最新情報の共有に積極的な職場などを選ぶとよいでしょう。

地域医療という選択肢も

患者の治療をすることで1人でも多くの人に楽になってもらいたい、命を救いたいと考えている医者は、医療研究ではなく臨床にやりがいを感じていると考えられます。病気が治った本人や家族から感謝されるときが一番やりがいを感じるなら、このタイプに当てはまるでしょう。そういった医者は、職場の選び方の基準として地域医療という選択肢も検討してみましょう。日本には医者が少ない地方がたくさんあるといわれています。また、離島などでは医者不足が深刻化しています。そういった地域で医者として働くことができれば「患者を治す」という仕事に専念できる可能性が高く、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。大学病院や民間の大病院だけでなく、地方の病院や診療所なども仕事先の候補として選択肢に入れることをおすすめします。

職場探しは後悔のないように

医者が転職で職場探しをする場合は、後悔のないようにしたいものです。まず、自分自身が転職の理由をはっきりとさせ、条件に関して優先順位をつけることが大切です。次に、そのやりがいを得られる職場を探す必要がありますが、転職先の情報をしっかりと収集しなければ、自分に合った職場かどうかを判断することは難しいです。正確な情報を入手して、適切な転職先かどうか判断しましょう。転職先の情報は人脈を使って集める方法もありますが、より効率的なのは医師向けの転職サイトなどで自ら調べてみることです。なぜならば、医療関係の職場環境などのやりがいに関係の深い情報は、一般の転職市場になかなか出回らない傾向があります。しかし、医療系に強い転職サイトを活用すれば関係する情報を集めやすいです。医療向けの転職サイトなどを上手く活用し、やりがい重視で情報を集め、後悔しない職場探しをしてください。

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