運営・経営方針
1. 運営・経営方針
経営目標
理念『愛を原理とし、秩序を基礎とし、進歩を目的とす』
基本方針『質の高い継続的な全人的医療を展開し、患者様に信頼される病院を目指す』
運営方針
『自分の家族を入院させたい病院なる』
※単に利益を追求するのではなく、患者様の満足度及びスタッフの満足度も高い、愛に溢れた最先端医療の提供を目指している。
医療の原点に立ち返り、患者中心の医療を行うことで地域の信頼を得る。断らない救急を掲げ、地域住民の安全安心を守ることで存在意義を見出せるよう努力する。また、先端医療を適宜採り入れ質の高い医療が提供できるような環境づくりに努める。
2. プレインツリーモデルの導入
多根総合病院はプレインツリーモデルを導入した病院運営を実践している。プレインツリー(Plane Tree)とはアメリカのNPO法人の名前である。1978年にアメリカで、アンジェリカ・チェリオットという一人の女性患者さんがあまりに無機質で非人間的な病院サービスに憤慨し、患者さんの視点から病院モデルを作った。それ以降、プレインツリーは患者さんの視点からの医療サービス提供に大きな貢献をしている。
多根総合病院では病棟をC、U、R、Eの4つに区分けしているが、これもプレインツリーの考え方の表れであり、病棟を「CURE」の場と考え、より良い医療を提供したいと願うスタッフの思いを込めている。
プレインツリーは、人が人をケアし、人が人を手助けすることをその理念として掲げています。これはつまり、患者や家族に対して、思いやりある、患者一人ひとりに合わせたケアを提供すること、そしてそれに加えて、スタッフが自分自身や仲間同士を互いにどのようにケアするか、そして組織がどのようにしてスタッフをサポートし、互いを育てはぐくむような風潮を作り上げていくか、も重視していることを意味します。患者体験を行うスタッフ向けの研修を通じて、病院スタッフは患者の視点から見た病院経験を細部にわたり知るようになり、より全体的な視点から見たケアを提供できるようになります。患者自身が自分の健康管理に積極的に関与できるようにするケアモデルを採用して、患者、家族、そしてケア担当者間のパートナーシップを築き上げれば、治癒効果を高めることが期待できます。
3. 今後の展開
大阪府の災害拠点病院取得
新たな診療科への取り組み
◆高精度放射線治療センター
◆急性腹症科
◆放射線治療センター
◆額顔面外科センター