運営・経営方針
1.運営・経営方針
春日部中央総合病院では、求められる医療の実践、地域連携推進、医療人としての質の向上を基本方針に置いている。24時間、より早く、安心安全な診療を行い、地域に密着した医療の提供する一方で、医療人の自覚と技術向上への教育に力を注ぐ。
開設から32年を経て、地域住民、地域の医療ニーズに応えるのが春日部中央総合病院の使命である。より良い医療を提供するためには、高度かつ最新の設備機器だけではなく、職員が誇りを持って働ける環境、技術や知識を習得できる環境を整備し、職員の教育や育成にも注力する。
また、春日部中央総合病院は「埼玉県子育て応援宣言企業」として登録を行っているほか、埼玉県から「多用な働き方実践企業」として認定を受けている。
女性医師には第一に産休、育児休暇、育児短時間勤務、当直免除などがある。院内保育室も完備し、育児しながら働く場を提供している。
春日部中央総合病院は生涯勤務可能なグループ病院の中の病院であり、グループ内には急性期、慢性期、回復期、在宅や健診、そして医療や介護の様々な病院や施設がある。医師として進みたい方向や診療科、専門性を選択でき、働き方や定年後までも勤務可能であることなど、スケールのあるグループならではのメリットを持っている。
2.医療連携
一つの医療機関で完結する医療ではなく、地域完結型の医療を提供している。地域の中に存在するクリニック、老人保健施設、リハビリテーション病院などと連携し、地域全体を一つの医療機関に見立てるというものだ。
そこで春日部中央総合病院では紹介率、逆紹介率の向上を目指し、適切な連携強化に向けて取り組んでいる
3.今後の展開
ケアミックスの病院であるが、今後は急性期医療にシフトするというビジョンを持っている。現在も救急と紹介患者さんの受け入れには積極的で「断らない救急」を目指している。2013年度は患者さんの療養環境の改善のために、病棟のリニューアル工事を予定している。また、さらに増加し続ける手術に対応するために、手術室の拡張や増室も行う。