HOSPITAL INFO - 猫山宮尾病院の病院の特色

外来

整形外科急性期・慢性期疾患、スポーツ外傷・障害に対する専門医療を通して地域に貢献します。

【人工関節外来】
膝・股関節を中心とした運動器障害の専門外来です。
治療には保存療法（薬物療法・運動療法）と手術療法がありますが、医師と患者様でよく話し合い、患者様ご自身にあった治療を提供しています。

【スポーツ外来】
スポーツ外傷・障害の専門外来を行っています。
学生の患者様が多いことから、夕方の診察としています。

　　

手術

高度な医療技術と最新の設備で患者さまへの信頼の医療を実践します。

【人工関節手術】
骨折などの一般外傷の手術とともに膝・股関節の人工関節手術に力を入れて取り組んでいます。
クリーンルーム2部屋を備え、熟練したスタッフにより、一日4、5件の人工関節手術が可能です。
患者様の負担の少ない低侵襲手術法や最先端医療のナビゲーションも導入しており、確実で安全な手術を目指しています。

　

健康増進事業

メディカルフィットネスを通して、楽しく無理なく病気の予防や改善をサポートします。

別棟に開設されているメディカルフィットネスCUOREは、医療法42条にもとづいた疾病予防を目的とした運動施設です。高血圧症・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症などの生活習慣病の改善だけでなく、メタボリックシンドローム対策・ダイエット・ストレス解消・体力向上を目指す方など、皆さんにお気軽にご利用いただけます。
一般的なフィットネスとの違いは、利用者にメディカルチェックを受けていただき、その方の健康状態に相応しいオーダーメイドの運動プログラムを作成して、運動指導を提供することです。医師・栄養士・トレーナー（健康運動指導士）・スタッフ一同が「こころ」を一つにした空間で、安全かつ効果的に運動を実践していくことができます。
メディカルチェックや各種健康診断は本院の内科診療部門で実施し、検査結果を直接説明するとともに健康アドバイスもいたします。また、内科外来では検査や処方に加え、栄養指導や運動処方を含めた生活習慣病対策に取り組んでおります。
人生の主役があなた自身であるように、ご自分の健康をコントロールするのはあなた自身です。目標に向かって一緒に前進していきましょう。

　　

リハビリテーション

【リハビリテーション部】
当院には、理学療法士が13名、作業療法士が5名勤務しています。最上階で眺めの良いリハビリ室や病棟で、運動器疾患をお持ちの患者様に対するリハビリテーションを行っています。
理学療法では術後、受傷後の状態に応じて関節を動かす練習や弱くなってしまった筋力の回復を促す訓練をしたり、ベッドから起きる、座る、立ち上がって歩く、階段を昇り降りするなどの生活していく上で必要な基本動作の練習を中心に行います。さらに、スポーツをされている方々にはスポーツ活動への復帰を目標に、より専門的なトレーニング、動作指導を行うこともあります。
作業療法では基本動作が食事、整容、更衣や入浴など日常生活のより具体的な行動に結びつくように練習をしていきます。また、上肢の骨折、怪我後の患者様に対して関節を動かす、指先を使った細かな作業、道具を使う練習なども行います。
スタッフ一同、患者様が1日も早く目標とする活動に安全に安心して戻られるように、医師、看護師と協力し、入院や手術、受傷後早期からリハビリテーションを展開できるように取り組んでいます。

　

【アスレチックリハビリテーション】
日常生活や職場復帰などを目標とした一般的なリハビリテーションと異なり、患者様が求めるレベルのスポーツ活動へ復帰することを目指します。ケガによって低下した体力や身体機能を回復し、競技復帰に必要な運動機能を獲得するため、ランニングやジャンプ等のスポーツ基本動作や各競技特有の動作を練習したり、ケガをした部分に関連する部位の筋力、全身持久力、柔軟性、敏捷性、瞬発力、動作の協調性といった身体機能全般の向上を図ります。

　

退院支援

「退院支援」は、良質な医療ケアの継続と適切な社会資源の利用を目的とし、患者と家族の自己決定や人生観を尊重した包括的なシステムとされています。
当院は、退院支援を通し医療連携にとどまらず、ケアマネージャーや訪問看護師との地域連携を通し、退院後の生活を想定した支援を行っています。
患者様の状態や家族の介護能力など、ケアマネージャーや訪問看護師が正確な情報を持っていることが多いため、情報提供のやり取りが円滑に行えるような関係を構築することがより良い連携になると考えています。
退院支援プロジェクトでは、病院と地域の垣根を越えた連携を目指し、ケアマネージャーとの交流会・意見交換会・ワークショップを通してチーム医療の推進に取り組んでいます。