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「高度な医療で愛し愛される病院」
一宮西病院( 愛知県一宮市開明字平)

運営・経営方針

1.運営・経営方針

 上林院長に運営や経営にあたって、取り組んでいることを伺った。

「患者さん、利用者さんの目線を何より大事にしています。スマート病院会計の導入もこの一環ですね。これは患者さんにとっては待ち時間短縮、当院にとっては未収対策にもなり、業務の平準化に繋がっています。当院を含む4病院を運営する社会医療法人杏嶺会は先代院長が1948年に診療所を開院したところから始まります。以後、およそ60年に渡って尾張西部で医療を提供してきた実績と愛着心はほかの医療施設には負けません。愛知県で初めて社会医療法人に認められたのもこれまでの活動が評価されたからだと自負しています。尾張西部は医療需要に供給が追い付いていない地域でもあります。当院は直近6年間で救急車も手術も外来も大幅に件数を増加させていますが、地域ニーズに応じるにはさらなる成長が必要です。当院が果たすべき役割は今後も拡大していくと予想しています。」

 一宮西病院は医療機器の充実でも知られている。

「一定の物は揃っているという評価をいただくことが多いですね。こんなレベルの機器で困ったとか、危ないのではないかといったお声をいただいたことはありません(笑)。欲しいものを何でも購入しているわけではないのですが、その機器がないと診療ができないとなると購入します。当院の場合、法人の売上利益を急性期医療のための設備に使うことを基本的には認めています。また社会医療法人でもありますから、設備投資しやすい仕組みが比較的、整っていることもメリットでしょう。」



2.地域連携・医療連携

 地域連携や医療連携に対しては医療連携室を中心に取り組んでいる。

「病院の経営を成り立たせるのは近隣のクリニックからどのぐらい紹介をいただけるかによるところが大きいですのですが、当院はその仕事を地域連携室が請け負っています。」



2017.01.01 掲載 (C)LinkStaff

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