病院の特色
腎臓内科
1973年に透析医療を開始し、当法人が約50年にわたって経験と実績を積んでまいりました。腎センターには透析医療ベッドを60台設置しています。
重症度が高い透析患者さま、術後の患者さま、長期入院の方を受け入れている障がい者等一般病棟を同じフロアに配置しています。2015年12月になゆたの森病院として生まれ変わった際に、電子カルテや透析支援システムを導入し、人的にも情報共有がスムーズになるようにしました。腎センターでは安全な透析の管理、病棟では療養支援と異なる看護の視点を情報共有し、看護の質の向上に努めています。O-HDF、I-HDF、HD、HDFの治療を受けることができます。先進的な技術の導入だけではなく、患者さまに寄り添った支援を一緒に考えてまいります。
同グループ事業所で隣接地にある、介護付有料老人ホーム「木の香(このか)」では、透析患者さまを優先的に受け入れており、腎センター(人工透析室)と連携を取り、透析患者さまの食事や血圧変動、体重増加など体調管理に注意をはらっています。
緩和ケア
緩和ケアとは、終末期に行われるケアであると思われている方は少なくないかもしれません。
緩和ケアの役割とは、時期にかかわらず身体の苦痛・心の不安を和らげることです。
そのため、診断時から治療と並行して行われるべきものとされています。
「緩和ケア」の考え方を早い時期から取り入れていくことで、療養生活の質をよりよいものにしていくことができます。
当病棟では、時にはご自宅のように、時にはホテルのように、その方にとってリラックスできる空間を一緒に作ることを心がけております。
また、在宅を希望される方へは、近隣の在宅診療所や院内外の訪問看護ステーションと連携し、スムーズな在宅支援を行っております。
検査機器
3テスラMRI
東芝製 Vantage Titan 3T
2015年12月1日より診断精度の向上の為、最新鋭の3テスラMRI装置(東芝メディカルシステムズ株式会社製 Vantage Titan 3T型)を導入し、運用を開始いたします。この装置は、大口径型静音化機能付3テスラのMRIです。また、画像に関してもこれまでのMRI装置より高精細・高画質を実現しました。
頭部領域や整形外科領域にとどまらず、腹部や骨盤部も鮮明な画像が得られ、短時間で全身の検査が行えます。さらに造影剤を使用しない検査でも血管描出が可能であり、患者さまの負担も大幅に軽減されながら、高画質・高精細の検査を行えます。
2020.12.01 掲載 ©LinkStaff