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人権を尊重し、安全で信頼される医療を地域の人々とともにすすめます。
病院の特色
1. 総合内科・救急科
2009年、鹿児島生協病院の300床化にともない、谷山を中心とした南鹿児島地域の医療要求に合致した診療内容へとさらに整備をすすめるために総合内科・救急科を開設しました。当科では、年間約2,500台の救急車を受け入れ、初期診療、高度な専門性を要しない疾患や、いずれの診療科にも属さない疾患などをすべて担当します。
2. 感染症分野
当院は県内で3つしかない日本感染症学会認定医療機関であり、現在3名の感染症専門医がおり、院内には細菌検査室を有しておりグラム染色や細菌学的検査に基づく診療を行っています。「感染症に関わりのない診療科はない」と断言できるほど身近な疾患です。各診療科よりコンサルトを受け、対応を行います。また研修医に関しても将来どんな診療に進んでも必ず役に立つ研修が可能です。
3. 総合診療
鹿児島医療生活協同組合が加盟する鹿児島県民主医療機関連合会には鹿児島生協病院(306床)、鹿児島市内の6つのクリニックと1つの在宅専門クリニック、国分生協病院(129床)、川辺生協病院(48床)、奄美中央病院(110床)、徳之島診療所(19床)、南大島診療所など県内各地に様々な診療のフィールドを有しています。
4. 集中治療病床を設置しています
救急外来の整備に伴い、救急車での来院が増加し、重症の患者数の受け入れが多くなりました。そのような患者様を1つのフロアで治療・看護できるように「集中治療病床」を8床設置しています。今まで以上に集中的な治療を行い、より行き届いた看護を提供することができるようになりました。
治療に必要な機器・備品についても血圧や脈などを常時監視できるモニターの設置や除細動器などを設置し、より安全な治療をすすめます。
5. 差額ベッド代は不要
患者さんが安心して治療・療養できるよう、個室やその他お部屋の「差額料金」をいただくことはありません。
6. 病棟は、7つの病棟で構成しています
5階病棟(52床):一般病床
診療科:婦人科 外科 泌尿器科 消化器科
4階東病棟(44床):一般病床 4階西病棟(44床):一般病床
診療科:呼吸器科 循環器科 腎臓科 消化器科
内科疾患を総合的に治療できるよう関連の診療科をひとつのフロアに集中しています。
3階東病棟(44床):一般病床 3階西病棟(42床):一般病床
診療科:整形外科 小児科 神経内科 眼科
小児科はこれまで要望の高かったシャワー室やトイレを充実させました。また病室も2床以下となっています。
2階病棟(40床):回復期リハビリ病床
診療科:リハビリ科
リハビリ施設も2階へ移し、回復期リハビリ病床と隣接しています。寝たきり防止と在宅復帰を目指し、集中的にリハビリを行います。
1階病棟(40床):地域包括ケア病床
1階にあります。急性期治療を経過し、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病床です。
6. 資格取得
基本領域では2つの基幹プログラムと7つの連携プログラム、学会プログラムでは11のプログラムを有しています。
■ 基幹プログラム
- 内科専門医
- 総合診療専門医
■ 連携プログラム
- 小児科専門医(鹿児島大学病院)
- 外科専門医(鹿児島大学病院)
- 整形外科専門医(健和会大手町病院)
- 麻酔科専門医(鹿児島大学病院・健和会大手町病院)
- 眼科専門医(鹿児島大学病院)
- 救急科専門医(鹿児島大学病院)
- 救急科専門医(鹿児島大学病院)
■ 学会プログラム
- 呼吸器専門医
- 循環器専門医
- 消化器病専門医
- 消化器内視鏡専門医
- 腎臓専門医
- 透析専門医
- 神経内科専門医
- 小児循環器専門医
- アレルギー専門医
- 感染症専門医
- 家庭医療専門医