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「愛し、愛される病院」守ります。
医療法人 三愛会 三愛会総合病院

病院の特色

1.呼吸器内科

 専門医が常勤している。気管支炎、肺炎、肺結核などの感染症、良性及び肺がんなどの悪性腫瘍、気管支喘息などのアレルギー性肺疾患、肺気腫などの慢性閉塞性肺疾患、肺塞栓症、自然気胸、胸膜炎、種々の間質性肺炎、肉芽種性疾患など、幅広く対応している。
 また、胸部レントゲン、胸部CT、喀痰、呼吸機能、呼吸器内視鏡、アレルギーなど、多様な検査も行っている。

 「残念ながら、私どもには呼吸器外科がないので、がんの患者さんは他院に紹介しています。柏市の国立がん研究センター東病院や獨協医科大学越谷病院が主な紹介先ですね。」

 

2.消化器内科

 消化器内科の専門医が2人、常勤しており、三愛会総合病院内科でのメインとも言える診療科である。上部、下部ともに消化管内視鏡検査を活発に行っている。さらに、食道狭窄拡張術、食道異物摘出術、内視鏡的食道静脈がん結紮術、内視鏡的胃・十二指腸ポリープ粘膜切除術、内視鏡的食道下部及び胃内異物摘出術、内視鏡的消化管止血術、経皮的内視鏡下胃婁造設術、内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術など、ほとんど全ての消化器検査、疾患に対応している。

 「大学病院並みとは言い難いですが、ハイケアユニットとして4床の病床がありますので、随時、二次救急の患者さんが入院できる体制です。開放型病床も活用し、地域の開業医の先生方と密な連携を深めている診療科でもあります。」

 

3.小児科

 常勤医師3人と非常勤医師が活躍しており、三愛会総合病院のメインの診療科の一つとなっている。子どものいる家庭が多いエリアにある病院だけに、来院患者数も多い。扱っている主な疾患としては、気管支喘息、貧血、糖尿病、低身長、無菌性髄膜炎、尿路感染症、川崎病、てんかん、肥満症などが挙げられる。
 一方、小児神経外来、小児カウンセリング外来、夜尿症外来、小児外科などの豊富な専門外来も特色の一つだ。

 「三郷市内には2つしか分娩を扱っている医療機関がなく、1つの医療機関で月に100件ほどの分娩を行っているそうです。新生児に関してはそういった産婦人科が診ていますので、私どもでは新生児を除く小児科一般に対応しています。二次救急指定病院ですので、救急外来も行っていますし、毎日ではありませんが、月半分は当直をしています。病床も4床の用意がありますが、小児科に関しては時期的なものもありますので、常に満床ではないですね。」

 また、小児科は教育にも力を入れており、板橋中央総合病院の初期研修プログラムで、協力施設となっている。

 「板橋中央総合病院で初期研修を行うにあたって、希望すれば、小児科の研修を私どもで行うことができます。基本的には1カ月なのですが、2カ月来ていた初期研修医もいましたよ。」

 

4.整形外科

 専門医が対応し、整形外科一般を幅広くカバーしている。外傷がメインではあるが、最近では骨粗鬆症、変形性脊椎症、変形性膝関節症などの患者さんが増加している。骨密度測定検査も多いが、画像検査件数も充実している。MRIやCTは最先端のものを揃えている。また、関節造影も行っている。

 「検査のみならず、手術も多い診療科ですね。外傷がメインなので、患者さんの数は冬が多くなります。救急にも対応していますので、当直体制は充実させています。日曜、祝日、夜間などもありますし、月に20日程度は整形外科の医師が当直に入っています。」

 

5.眼科

 眼底精密検査や緑内障精密検査などの一般的な眼科の診療から、糖尿病網膜症などのレーザー治療、老人性白内障の手術まで、多くの患者さんを集めている診療科である。

 「特に網膜の手術が多いですね。鈴木岳彦部長は白内障や網膜硝子体や専門にしているので、飛び込みでいらっしゃる患者さんもいますし、遠方からお越しの患者さんも少なくありません。」

 

6.泌尿器科

 三愛会総合病院の中でメインの診療科の一つである。清水院長は院長としての着任と同時に泌尿器科部長も兼任し、須山太助医長とともに、前立腺肥大症、尿路の悪性腫瘍、尿路結石症、尿路感染症などの診察にあたっている。このところ、前立腺がんの患者さんが全国的に増えているため、三愛会総合病院でもPSAの測定など、積極的な検査で早期発見を目指している。
 なお、泌尿器科の医師が透析を行う医療施設が多いが、三愛会総合病院の透析科では透析の専門医が勤務し、分業体制がきちんと構築されている。

 「私が20何年、須山医師が10何年のキャリアを持つ指導医ですから、大学病院と同じレベルの医療を行えていると自負しています。前立腺のレーザー治療を行う機械はまだ日本に30台しかないものなんですよ。お蔭様で、患者さんも多いし、手術件数も豊富ですね。現在、病院の改装を行っているのですが、2012年10月には終了しますので、終了と同時に最新鋭の結石破砕装置を購入することになっています。日本泌尿器科学会の研修病院として、専門医を取得できる要件は十分に揃っていますので、専門医にチャレンジしたい方のお越しをお待ちしています。」

 

2012.07.01掲載 (C)LinkStaff

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