院長メッセージ
医師として大切にしていること
病気だけでなく、さらには患者さんだけでなく、家族や生活を丸ごと診ていくことです。
富山県に居つづける理由
夫の故郷は奄美ですが、やはり富山がいいですね。富山には立山があり、豊かな水があり、ブリなどの美味しい魚があります。富山の美味しい水は心を潤してくれますね。富山は地震や台風の被害もほとんどないですし、大きな災害がありません。立山が災害を遮ってくれて、私たちを守ってくれているんですよ。冬に晴れた日の立山を見ますと、心が洗われます。小さなことにくよくよせずに頑張ろうと、心から元気になれるんです。
医師を続けてきて一番感動したこと
ほかの病院で口から食べることが無理だった患者さんが「パンが好きだ」と言って、パンが食べられるようになりました。さらに「ラーメンが食べたい」と言って、患者さん、ご家族、看護師、リハビリスタッフが一緒にラーメンを食べに行ったのですが、そのときの患者さんのお顔がとても良かったんです。いい笑顔を見られて、本当に嬉しかったですね。
それから、在宅が困難だと思われていた患者さんが本人の意志やご家族の決意で在宅療養を実現しました。ご家族が見る見るうちに団結されて、患者さんを支えていく姿にも感動しました。
座右の銘
「人に優しく、自分に厳しく」です。小学5、6年生のときの担任の先生の言葉です。この先生は富山市で初めて女性の校長になられた方なんですよ。まさに私の恩師です。私が医師になってから先生と診療所で再会したのですが、大好きな先生に喜んでいただけたことが嬉しかったですね。
趣味
編み物が趣味で、夫のセーターや子どものケープ、帽子、靴下、洋服などを編んでいます。私が23年前に編んだセーターを夫は今も大切に着てくれています。
ともに働きたい医師の人物像
優しい気持ちを持ち、色々なことに感動できる人です。
富山協立病院に入職を考えている若手医師にメッセージ
ここでともに働けることを嬉しく思います。当院で長く働いてくださると嬉しいのですが、必ずしもそうでなくても構いません。どのような関わりであっても、当院にいること、当院にいたことが医師として、人間としての人生にとって良かったと思ってくださるなら、それでいいと考えています。
富山協立病院に入職を考えているベテラン医師にメッセージ
私たちにない経験や知識を教えていただけることはとても有り難いです。富山協立病院を運営する富山医療生協や老人保健施設レインボーや特別養護老人ホームしらいわ苑を運営する虹の会は多彩な働き方を提供できますので、人生の色々なステージに応じて柔軟に対応させていただきます。