運営・経営方針
1.運営・経営方針
清水院長にマネージメントする立場として重要視していることを伺った。
「診療報酬が次から次へと変わっていますので、当院でも医療の形態を変えています。また、当院では医療上の問題に関して医師同志が理論やEBMに基づいて議論を行ない、またそれができるように指導・教育しています。しかし不必要な批判は慎しみ、お互い仕事がしやすく、又、お互い助け合えるような環境を整えるようにマネージメントしています。」
2.医師へのサポート体制
新京都南病院では日本プライマリ・ケア連合学会のカリキュラムに沿った総合医を育成している。
「当院の医師は当院で育った医師ですので、医師同士が仲良く、自分の領域でない医療分野でも、ほかの医師に相談をしやすい体制です。目に見えない医療上のサポートもしていますし、そういったサポートがあるからこそ、医師同士が仲良く相談しやすい環境になっていると思っています。」
3.今後の展開
昨年7月から当院の午前診を総合診療科として開設し、近隣の皆様に重宝していただいています。今後も様々なアイデアを実現し、皆様により良くご利用いただけるようにしていきたいと思っています。一方、本院である京都南病院は昨年、再整備を行い、5 階に地域交流スペースを開設しました。開設後は月2回のペースで様々なイベントや講演会を行って、地域の皆様と交流させていただいています。今後も地域の医療や介護の色々な問題を皆様と検討していきたいです。医療や介護、高齢化社会の問題は官任せではなく、民が率先して進まなければ解決していかないと思っています。
私たち医療法人健康会京都南病院グループは皆様と地域の医療、介護を守り、より良い社会になるように活動することを忘れずに遂行していきます。