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ゆりかごから看取りまで対応できる、
親切で信頼される病院を目指して
運営・経営方針
1.運営・経営方針
山中院長の運営方針は以下に示すように、7つある。
- 現場中心主義 上司ではなく、患者さんの顔を見て働く
- 全員参加型経営 職員全員が経営感覚を備えて働く
- 垣根なしの横断的相互協力 診療も業務も垣根なし
- 問題点の可視化 臭いものは腐らないうちに蓋を開けて解決
- 前例主義撤廃 現状維持は後退に他ならない
- 気位ではなく、誇りを持って働く
- 悪平等は不平等という感覚で人事評価
「現場主義や全員参加型もそうですが、今は5Sを軸にして、病院を運営しています。5Sとは親切、信頼、スピード、遂行、周知ですね。遂行は実行のことです。周知はルールを周知して、それを守っていくことを意味します。これらが方針と言えるでしょう。」
2.地域医療・医療連携
明和病院には地域医療・福祉相談室があり、医療機関との連携窓口として、受診予約、検査予約、入院要請、地域包括ケア病棟、入院相談などの前方支援と、在宅調整、転院相談、各種福祉相談などの後方支援を行っている。
また、糖尿病教室や両親学級、公民館主催の医療講座も積極的に開催するなど、地域との連携を進めている。
3.今後の展開
これからは総合診療科を強くしないといけませんので、総合診療科の充実を図っているところです。
ERの救急に積極的に取り組んでくれる若手の医師が欲しいですね。糖尿病や呼吸器内科もさらに増やしたいと考えています。循環器内科も充実させたいと考えています。