病院の特色
大石院長に病院の特色について、伺った。
「当院は急性期病棟、DPC/PPS、地域包括ケア病棟、療養病棟を持つケミックスの病院です。地域の方々が住み慣れた、この地域で安心して暮らせるよう、急性期から回復期、慢性期、そして在宅医療や介護を含め、どのような状態でもサポートできる体制を取っています。また、二次救急輪番病院として当院で対応可能な疾患は積極的に受け入れています。」
大石院長は眼科医なので、真星病院の診療の軸となっているのは糖尿病だ。真星病院では糖尿病センター、腎・透析センターを併設し、合併症を含めた糖尿病の全身管理ができる体制を整えている。
「前院長は心臓血管外科医でしたから、外科的なものをやってきましたが、私は眼科医ですので、糖尿病を軸とした医療を展開してきました。そして、糖尿病の合併症にきちんと対応できるよう、眼科、心臓血管外科、透析などを充実させたビジネスモデルを作ったのです。最終的には入院透析も行っています。眼科は神戸大学医学部附属病院と連携し、硝子体手術や糖尿病網膜症手術などの手術をかなり行っています。何人かの糖尿病の専門医がいますが、糖尿病の患者さんの合併症に対応するべく、色々な診療科がある感じですね。糖尿病センターの患者さんはかなり多いので、常勤医師を増員する計画があります。また、腎・透析センターでは常勤医師はセンター長が1人なのですが、センター長が不在時は外科系の医師がサポートしています。非常勤医師も1人います。」