病院の特色
外来では、精神科、神経科、内科の診療を行っています。統合失調症、うつ病、認知症、アルコール依存症など、さまざまな心や脳の病でお悩みの方々と向き合い、ゆっくりと話をうかがいなら、それぞれの患者さまにあった治療を進めていきます。
外来では、精神科、神経科、内科の診療を行っています。統合失調症、うつ病、認知症、アルコール依存症など、さまざまな心や脳の病でお悩みの方々と向きあい、ゆっくりと話をうかがいながら、それぞれの患者さまにあった治療を進めていきます。
精神科・神経科 | 月・水・木・金 | AM9:00~11:30 |
内科 | 火曜のみ | AM9:00~11:30 |
※初診の方は、AM11:30までに保険証をご持参のうえ、外来受付までお越しください。
国見ヶ丘病院では、これからの治療を考えているかたがたの為に様々なご相談をお受けしています。治療の進め方、入院の手続き、退院後の生活、医療費など経済的問題など、様々なご相談に対し、専門のソーシャルワーカー(精神保健福祉士)がお答えします。ご本人やご家族の悩みに対し、一日でも早く問題解決に向けた道が開けるよう、様々なアドバイスを行っていきます。
・眠れない/何ごとにも意欲がわかない/つねに不安を感じる/まわりが不潔に感じる/知らない人の声が聞こえる
・食事をしたことを忘れる/家までの道順が思い出せない/親しい人の名前が出てこない
・お酒を飲む回数が急に多くなった/お酒を飲まないとイライラする
・入院したほうがいいか迷っている
・診察を受けたいが、費用のことが気がかり
・病院で診てもらいたい人がいるが、どうすればいいか悩んでいる
・介護サービスについて詳しく知りたい
・どんな病院なのか知りたい
ご本人以外のご家族や知人の方のみのご相談も受けつけています。プライバシーは厳守いたしますのでご安心ください。
現在、日本でいわゆる心の病で治療を受けている人の数は250万人を超えるといわれています。ストレスに満ちた現代社会においては、精神的な疾患は誰でもかかりうる「一般的な病気」と言わざるを得ない状況になりつつあります。国見ヶ丘病院では、こうした精神疾患の患者さまに対し、さまざまな精神科医療サービスを施す事で、精神的・社会的な回復を目指した患者様のケアに取り組んでいます。
世界有数の長寿国である日本。本格的名高齢社会を迎え、高齢者の疾患はますます多様化・複雑化しています。国見ヶ丘病院では、専門的な治療と細やかな介護によって、老年期特有の疾患に対応していきます。
国見ヶ丘病院では、ひとりひとりの患者さまに合わせ、色々な活動や人との触れ合いを通して、より良い社会生活が送れるような社会復帰プログラムを用意しています。入院治療としてはもちろん、退院後のケアとしても患者様の生活をサポートするさまざまな医療サービスを提供します。
リハビリテーションとは、障害を受けた患者さまが本人の力によって身体的・社会的に復帰できるまで回復させることをいいます。国見ヶ丘病院では、さまざまなプログラムを通して患者さまの自立的な回復をサポートしています。
●精神科作業療法
精神に障害が生じると「以前のように楽しい気持ちがわかない」「自信がもてない」「集中できない」といった問題が生じます。これに対して作業療法ではさまざまな活動を実際に体験することで精神の安定と回復を図ります。活動は、遊びや創造的なもの、家事などの日常生活に関するもの、身体機能の維持・改善を目的としたものまでさまざまです。作業療法士が中心となって企画・立案します。
●社会生活技能訓練(SST)
社会生活技能訓練(Social Skills Training)は、「挨拶」「お願い」「お断り」など、生活の中で自分の気持ちを相手に伝えたり、相手の言うことに対応したりするための技術を身につけるプログラムです。とくに人と話すことが苦手などと感じていることを、実際の場面を想定して練習することで、対人関係に自信をつけていきます。
基本的な人とのつきあい方を学ぶ
患者さまの希望のもとに、人づきあいで困っていることを取り上げます。話しあいや練習を通して必要な技術を身につけていきます。ゲーム感覚で学べます。
実際に外出して社会生活を練習する
患者さまが病棟の外に出ることを目的として、行きたい場所に行き、やりたいことをするために必要なことを、実際の場面を設定して練習し実行します。交通機関の利用、店での注文などを練習します。
退院した患者さまが自宅から通い、充実した生活を安心して送るために利用するプログラムです。ご自分の病気や障害を理解しながら、ほかの参加者との交流やさまざまな活動を通して、自分にあった病気への対処法や生活スタイルを見つけていきます。国見ヶ丘病院では、2007年にデイケア棟を新たに新設。デイケアの充実にいっそう力を注いでいきます。
●精神科デイケア
デイケアは「日中の過ごし方がわからない」「単身生活に自信がない」などという不安を抱える方々が、さまざまな活動を通して楽しい日々を送るためのプログラムです。デイケアによって、生活のリズムを整えたり、人とのつきあい方を学んだり、仲間をつくったり、正しい生活習慣を身につけ、社会的に自立するための準備を行ったりします。
●精神科デイナイトケア
デイナイトケアは、日中以外の時間にも「夕方からの過ごし方がわからない」「夜間さびしくなったり不安になったりする」などといった方々が集まり、食事、入浴、レクリエーションなどを通して楽しい時間を過ごすためのプログラムです。デイナイトケアによって、夕方からの過ごし方を身につけたり、食生活や入浴などの衛生管理を改善し、快適な生活を送るための準備を行います。
できることなら住み慣れた我が家で治療に専念したい。そういう方々の希望をかなえるために、国見ヶ丘病院では訪問看護指導サービスを実施しています。専門の看護スタッフがそれぞれのご家庭を訪問し、さまざまな医療・看護支援を行います。
●訪問看護指導サービス
精神疾患や認知症の方が、地域やご家庭で安心して暮らしていただくためのサービスです。関連機関との連携を取りながら、患者さまのご家庭を専門スタッフが訪問し、それぞれの症状や生活にあわせてメンタルケアや清潔維持、食事など日常生活の支援、健康チェックや服薬指導などの看護ケア・介護のご相談などを行います。そのほか、単身生活で孤独を感じている方、社会生活にスムーズに適応できない方などにも、定期的な服薬や食事の摂り方などの健康管理、身の回りの整理・整頓などをお手伝いし、より健康的な生活が送れるように支援しています。
○おもなサービス内容
・ 病状や障害のチェック
・ 医師の指示による医療処置
・ リハビリテーションの指導
・ 服薬の指導
・ 入浴・清拭・洗髪の介助
・ 健康管理・生活支援 など
◎退院前看護指導
通常の看護指導のほかに、退院する前にも外泊などで一時帰宅する時を利用した看護指導サービスを行っています。退院した後で不都合が起きないよう、退院前にしっかりとケアを行うことで、スムーズな社会復帰をサポートします。