退職金制度有り
住宅手当て
地域医療に携わる
民間病院
スキル・経験によって給与交渉
当直無し
インセンティブ山梨県の医師転職状況 Q&A
- これまでは都市部で働いていましたが、地元に帰ることを考えています。Uターン転職の需要はありますか。
- 都市部から離れた地域の病院は、医師の確保に苦労していることがあります。特に地元出身の医師は、地域医療機関から長期間の勤務を歓迎されることが多いです。求人情報が公開されていなくても、実際に医師が必要な場合がありますので、ぜひコンサルタントにご相談いただき、新たな求人情報を探すお手伝いをさせてください。
- Uターン転職の需要はありますか。
- 都市部から離れた地域の病院は、医師が確保できず困っていることも珍しくありません。特に地元にゆかりのある先生は、医療機関から「長く働いていただきたい」と歓迎されやすい傾向があります。現在は求人が出ていなくても、実はニーズがあるという場合もございます。情報収集の段階でも、ぜひコンサルタントにご相談ください。
- 「医師転職支援サービス」とは、どのようなサービスですか。
- 医師転職支援サービスは、医師のキャリアに精通したコンサルタントが、希望条件に適合する求人を提供するサービスです。求人への応募や面接のスケジュール調整なども、コンサルタントが代行いたします。医師の方々には、このサービスを無料でご利用いただけますので、安心してご相談ください。
- 山梨県の医療体制では、中北医療圏、特に甲府市周辺に医療機関と医師が集中しており、地域による偏在が課題となっています。峡南医療圏では、高齢化率の高さと核家族化、独居老人の増加に伴い、適切な医療体制の構築が必要です。病院の数は60（一般52、精神科8）で全国44位、クリニックは695（有床37）で43位に位置しますが、人口10万人あたりの施設数では、病院が7.3施設で23位、クリニックが85.1施設で19位と全国平均を上回っています。医師数は増加しているものの、地域間の偏在があり、全体としては不足しています。2016年の医師数は1,924人、医療施設勤務医師は1,870人で、人口10万人あたりは231.8人と全国平均を下回ります。二次医療圏は中北、峡東、峡南、富士・東部の4エリア。2025年の推計必要病床数は6,909床で、機能別割合は高度急性期7.7％、急性期29.4％、回復期37.1％、慢性期24.7％です。特に回復期の病床強化が急務とされています。（出典：2018年医療施設（動態）調査、山梨県保健医療計画、山梨県医師確保計画）
- 山梨県の掲載中求人からみる年収
- 山梨県の医師の年間平均収入は1577万5600円で、医師数は28人、平均年齢は50.1歳、勤続年数は6.9年です。この収入の内訳は、「定期的に支払われる給与」（基本給＋残業代）が1509万8400円、「年間のボーナスや特別給与」が67万7200円となっています。全国の医師平均年収は1378万2900円で、「定期的に支払われる給与」が1260万4800円、「年間のボーナスや特別給与」が117万8100円です。山梨県では医師にとって魅力的な地域になるように、産科医を対象にした統一後期研修プログラムの提供や、受講する医師に山梨県産科医確保臨床研修奨励金として年額60万円を支給するなど、様々な支援策やプログラムが進められています。（出典：厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査」）
- 20～30代の医師の状況
山梨県の転職環境
- 山梨県の20～30代の医師数は605人となっており、その内訳は病院勤務が588人、診療所勤務が17人です。20～30代の医師が全体の29.9％を占め、これは全国平均（30.2％）とほぼ同じ割合です。山梨県では、若手医師の海外留学を支援し、月額30万円の研修費用を貸与するなど、医師のキャリア発展を後押ししています。また、病院群（複数の病院からなるグループ）を単位とする臨床研修プログラムの構築も積極的に推進しています。（情報源：厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計」）
- シニア医師の状況
- 山梨県の65歳以上の医師数は361人となっており、その内訳は病院勤務が119人、診療所勤務が242人です。全体に占める65歳以上の比率は17.8％で、これは全国平均（18.1％）とほぼ同じ割合です。なお、山梨県の医師の平均年齢は50.3歳となっています。（情報源：厚生労働省「令和2年医師・歯科医師・薬剤師統計」）
- ■山梨県概要
山梨県の総人口（2015年）は約83万5000人ですが、2040年には64万2000人へ減少する見込みです。一方、75歳以上の高齢者人口は、2015年の12万1000人から、2040年には15万9000人へ増加すると予測されています。県内の人口の半数以上が甲府市を含む都市部に集中し、他の地域は過疎化が進行しています。
（情報源：日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状（2020年）」）
■医療の現状（全国平均との比較）
山梨県の1人当たり医療費（国保）は34万3000円で、介護給付費は26万1000円です。入院医療については、急性期および慢性期の両方が全国水準に達しており、一般病床数や回復期病床数、療法士の数も充実しています。しかし、病院および診療所での医師の数は十分ではなく、特に産科や救急科の医師が不足しています。（情報源：日本医師会総合政策研究機構「地域の医療提供体制の現状（2020年）」）
■医療支援策
山梨県は、医師確保のために積極的な政策を推進しています。偏在是正や2036年までの必要医師数確保を目指し、県立病院機構による医師の派遣、修学資金制度の見直し、研修期間中の医師支援（外科、産科、麻酔科、総合診療科）などが実施されています。特に、産科および小児科での医師不足に対処すべく、小児初期救急医療センター（甲府市および富士吉田市に設置）を共同で運営し、保護者の安心感を高め、小児科医師の負担を軽減しています。さらに、院内保育所の整備、育児手当、育児短時間勤務制度、当直免除など、女性医師をサポートする施策も展開されています。
地域事情
